前回(第一弾は「スマートフォンスタンド」)に続いて、ベナ自作のフェイスシールド(フェイスガード)をご紹介します。店舗の衝立板として使われるなど、世間ではアクリルの需要が急激に高まっていますが、アクリルと似たような見た目で一般的には知られていない材料があります。その素材というのが、模型製作でもよく使用されているポリカーボネート(通称:ポリカ)です。

ポリカは、熱可塑性プラスチックの一種ですが、薄くシート状になっているため、アクリルよりも曲げやすく、カッターでも簡単にカット加工できるのが特徴です。そこで今回は、模型製作でも使われているポリカを利用して、フェイスシールドマスクを製作してみました。ヘッド部分のバンドは調整が可能な仕様になっており、子供から大人までサイズに合わせて装着することができます。

ベナではコロナ対策に伴い、マスクに加えゴーグル(メガネ含む)等の着用も義務化しております。今回ご紹介したフェイスシールドは、ポリカとバンドさえ揃えば誰でも製作可能ですので、参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、フェイスシールドの隣にいるマスコットは、何で作られているか分かりますか?実は、この可愛らしいアマビエ様も、素材はポリカなんです。透明のポリカに印刷加工をして、一つ一つのパーツが作られています。模型製作の技術を利用することで、このようなものも製造することができます。こちらのアマビエ様は、弊社でお客さまを出迎えてくれるマスコットとして、大活躍中です!